Dr. Ali Shariati Song (video inspired by god of star)



(modernization of capitalist is to open market for selling of commodity of capitalist)

This article is that modernization of capitalist is to open market for selling of commodity of capitalist.
Shariati made clear nature of modernization of Asia, Africa and Latin America.
This point of view is very important to understand modernization of capitalist.

この論文は、資本主義の近代化は資本主義商品を売るための市場を広げるためである、です。
シャリアティはアジア・アフリカ・ラテンアメリカの近代化の本質を解明しました。
この観点は資本主義の近代化を理解するためにきわめて重要てす。




小地域の「文化、生活スタイル」の再創造とアリー・シャリアティの視点

(1)
今日のグローバル資本主義は
農村地域を極端に衰退させ
都市では一部の富む人をより豊かにし
一般の人々の労働条件をひどく悪化させ
ホームーレスのような貧窮化した人々を
増やしつつあります。

これは、それぞれの地域の人々の伝統的な文化と
生活スタイルの破壊とともに進みます。
なぜなら、資本主義は絶えず商品市場の拡大の
追求をしてゆかなければ、そのシステムが
維持できないからです。

対案として
地域の伝統文化や生活スタイルを
今日的なレベルで刷新したものにつくりかえて
生かすことが
小地域経済的再生産構造の復活とあわせて
必要なんだと思います。

(2)
1979年のイスラム革命のリーダーの知識人アリー・シャリアティは 西洋資本主義がその商品を売り込むために 地域の人々の価値観の根幹をなしている部分を 資本主義商品をもとめるマインドにつくりあげていることを 見抜きます。
それに対抗するためには地域の伝統文化や生活スタイルの核心部分となっている イラン大衆のシーア派イスラム教という宗教感情を アメリカと結ぶ国王独裁体制に対する革命の基盤にすえます。

私たちは、宗教やナショナリズムに革命の原理を 求めませんが、シャリアティの見抜いた modernization(近代化、現代化) すなわち今でいう経済グローバル化が 資本主義商品の拡大が最大の目標であって 地域経済と文化や生活スタイルを それに都合がいいものに変えてしまうことだ ということから学ぶことができます。

(3)
シャリアティの言葉を
もう少し丁寧に訳してみます。

フランスに留学したシャリアティは、社会学を学んだ人を高い給料で採用する フランスの自動車会社の面接を受けて、 どうして自動車会社なのに高額の給料で社会学や心理学を学んだものを 募集するのか面接官にききます。

「部族の女性は、樹脂や樹液を化粧品として
自分たちを魅力的にしようとする。
誰もがそのスタイルを好み、
自分たちの地域の文化、民俗舞踊、地域の食事で満足している。
彼女たちはクリスチャン・ディオールの化粧品を買わないし
男がルノーを買うように望まないことは明らかだ。

西洋人は何かを売ろうとすら試みませんでした。
ところが、最終的に事態の展開は
西洋人がの社会学者が住民の嗜好を変えることに成功しました。

部族の長は、以前は、二頭の美しい馬と優秀な狩猟犬を家の前につないでいた。
ところが今やわれわれは彼らの嗜好を変化させた。
われわれは彼をmodernaized (近代化、現代化)させた。
彼は馬をつなぐかわりに 黄金の飾りのついた二台のルノーをおいて 誇りにしている。

私はおどろいて聞きました。
「しかし、彼らには道がないのではないですか」
「彼らは一時的に8キロの道をつくったんだよ」
と面接官は答えました。

「部族の長が車をはじめて買った時、毎朝、彼は車にのって 部族の誰もが集ってきて、それを見ました。
彼は、運転はできませんでした。
だから ここ(会社)から一人雇いました。
運転手は八カ月彼のための働き、かなりの給料を得ました。
部族の地域の近くにはガソリンスタンドはありません。
だからガソリンは船で遠くから買ってこなくてはなりませんでした。

だから、資本家たちの目的は、この部族の人々を文明化civilizeすることではなく modernize(近代化、現代化)することにあります。
馬を誇りにし、騎手であった長は、今や
車を誇りにし、ドライブを楽しみます。
部族の長は、他のアジア人や非ヨーロッパ人のように
modernize(近代化、現代化)されました。
しかし、彼が同時にcivilized文明化されたと
表面的に判断ができるでしょうか。
modanization(近代化、現代化)は、
伝統、消費や物的生活の様式を
古いものから新しいものへ変えることです。
すべての非西洋人をmodernize(近代化、現代化)するために 彼らはまず、宗教は社会に明確な個性individualityを引き起こしているがゆえに 宗教の影響をそがねばなりませんでした。

もし、この(宗教的)知性が崩されたら
それによって自分のアイデンティティを感じている人々も
また崩されます。
だから、知識人は「fanaticism宗教的狂信」に対する運動を
はじめました。
フランツ・ファノンは言いいます。
「西洋は、機械によって非西洋人を魅惑します。
しかし、彼らのパーソナリティ(強い個性)を奪うことなしに
人間や社会が機械やその生産物によって
奴隷にすることができるでしょうか。」と
いいえ、できません。
パーソナリティ(強い個性)をまず拭き取らねばなりません。

だから、宗教、歴史、文化は、
すなわち知性、思考、蓄積された芸術と文学の全体として
社会にパーソナリティ(強い個性)を与えていますから
それらもすべて破壊されなくてはなりません。」
Aii Shariati 'Reflections of Humanity'p.32-33

(4)
アリー・シャリアティは、1979年の反アメリカ帝国主義反国王の イランイスラム革命のホメイニーと並ぶもう一人の革命リーダーです。
聖職者のホメイニーは宗教界を通じて影響を与えます。
それに対してフランスで社会学を学んだアリー・シャリアティは イスラム信仰を背景にもつ知的で青年学生層に幅広い影響を与えます。

帝国主義的資本主義に反対する闘争は、幅広い大衆動員が必要であるゆえ それぞれの地域の革命リーダーたちは、 民衆の感情sentimentに訴えざるをえません。
20世紀のロシア革命以後に展開したアジア・アフリカの 民族解放闘争の基盤とした感情は、 いずれもナショナリズム(国民国家)建設の目標をもったものでした。
それは、ネイション(国民国家)を最高の目標する感情ですから 非宗教的であり、政教分離を可能にします。

(ただし1868-1945年の日本の天皇制国家権力のように 宗教とナショナリズムが相互に強化しあうよりファナティカルな ナショナリズムもあります)

フランスで近代的社会科学を学んだアリー・シャリアティは
マルクス主義の資本主義批判に共感しつつも、
イスラム地域の民衆を反帝国主義に動員するには
民衆の心とその思考パターンに共鳴振動をおこす
シーア派イスラムの用語や考えを再構成します。
そして民衆の琴線にふれることに成功します。

ホメイニー率いるイスラム聖職者層の
反米反国王の闘争に連帯して
イスラム革命に成功します。
できあがったのは、日本の天皇制体制に似た
宗教と国家が結合した体制でした。

(ただしシャリアティは聖職者支配ではなく
世俗知識人(ロウシャンフェクラーン=輝く知性をもった人)
が統治する自由で民主的な進歩的イスラム体制を考えていました)

(5)
この教訓からすると、
私たちの今日の資本主義の伝統的文化と生活に
対する破壊的側面に対する闘争を
土着の伝統思想(神道や仏教や天皇制)や宗教感情と
結びつけて闘争すること
あるいは
国民国家主義(ナショナリズム)感情と結びつけて闘争すること
それらは
これまでの歴史がノーをつきつけていると思います。

アリー・シャリアティの資本主義的modernization批判の 根幹をひきつながらも、私たちは大衆のどの感情sentimentに 依拠してそのエネルギーをひきだすかを考えなくてはなりません。

ネイション(愛国感情)でもなく、宗教感情でもないとしたら 私たちは、大衆のどの感情に依拠するのか。
私の考えでは、映画『幸福の経済学』の予告編でいっているように
地域文化、地域の生活スタイル、地元を大切する思考パターンを
引き出しながら、そのうえに循環型の経済構造
小地域再生産構造を打ち立てる目標をもつ
闘争を組み立てるのがよいと考えます。

そのためには行政主動でない、
住民の住民による住民のための
自主的な地域コミュニティをつくってゆくことが必要です。
今ある町会などの多くは行政機関の下受けで
それが参加型民主主義として機能するためには
まず
完全に行政と企業から独立した地域住民による
自主的な組織として「地域経済文化委員会」のようなものが
全国津々浦々に広範に組織される必要があります。
それが日本の「人民の人民による人民のための経済」の
未来社会を作ってゆきます。
そんなイメージをもっています。
H.P. of socialist earth government (社会主義地球政府のH.P.)

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